ブックタイトル西南学院 同窓会報NO.82
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西南学院 同窓会報NO.82
5Time to look back and move forward Seinan, Be True To Christ!SEINAN GAKUIN[大学]同窓生だより部活をサポート!同窓生だより【弓道部】やり残したこと同窓会支部をサポート!【糸島支部】西南・糸島の輪・和【大学関西支部】思いは叶う【空手道部】今、空手道部の監督をしています私は西南学院事務局を退職(二〇一二年三月)と同時に弓道部の監督に就任いたしました。監督といっても射技の指導はこれまでどおり監督から師範となられた倉田先輩(六二期)、コーチは山竹先輩(七一期)、古屋さん(旧姓佐々木女史七五期)の四名(いずれも弓道部のOB・OG)で当たっています。部の目標は全日本学生王座に出場することを命題として掲げています。過去、男子が四回出場、女子は九州選手権四連覇を果たした時、当時の地区別対抗戦に九州地区代表(他大学との混成チーム)として日本一に二回輝いています。そのメンバーの一人に古屋コーチがいます。この王座出場は九州選手権大会を勝ち抜いた学校のみが出場できるのですが何せ男子は一チーム八人(女子は三人)揃わないと成立しません。昨今は人数の確保にも腐心している次第です。ところで、今年の箱根駅伝は青山学院大学が初優勝しました。翌日の読売新聞に原監督の横顔が紹介されていましたが、原氏は就任後一〇年で箱根の優勝争いをすることを目標に掲げ、選手には具体的な目標と達成度を書かせ、自主性を引き出すことに努めたそうです。「計画を立て、そこを目指すことはスポーツもビジネスも同じ」であると述べています。私はこの記事に強く共感いたしました。自主性を重んじること、大学の部活というものを良く踏まえています。目標達成には「Plan(計画立案)・Do(実行推進)・Check(評価確認)・Action(改善見直し)」の手順があります。あるべき姿を目指して自分が何をしなければならないのかをよく考えて踏ん張って欲しいと願っています。今年の九州選手権は選手育成もさることながら大会の運営も本学が当番校となっていますのでクラブ一丸となって取り組んでいかなければなりません。目標達成が大きければ充実感も一層大きくなります。余談ですが、私も学生の射を眺めているうちに弓が引きたくなって地元大野城市弓道場の門を叩きました。そこでは老若男女が静寂のなかにも威風堂々と稽古に励んでいます。一般の試合にも数回参加しましたが弓道は健康増進、精神修養等にも最適なスポーツであることを再確認し、弓が引ける幸福感に浸っています。西南弓道部は二〇一六年に創部九〇周年を迎えます(西南学院は創立一〇〇周年)。九〇年の花を飾るべく西南弓道部も九州地区で優勝争いを演じていることをイメージして努めていきたいと思います。これからも学院同窓会の変わらぬご支援、温かい見守りを切にお願いいたします。八四期法学部法律学科大内ゼミ卒の吉澤と申します。在籍中は空手道部に所属し、現在、空手道部監督を拝命して三年が過ぎようとしています。時代の変化とともにやや衰退の一途をたどりつつありましたが、現役学生の頑張り、そして昨年、創部六〇周年を迎えた空手道部OB会の強力な支援により、昨年は女子がインカレ準優勝と少しずつ復活の兆しが見えてきています。練習内容も自分たちの現役の時とはかなり違った内容ではありますが、意思を持って空手をやろうとする学生がいるという事だけでも希望が持てます。3K(きつい、危険、厳しい)の分類に入るクラブでしょうが、何とか遣り遂げ、社会に旅立って行ってほしいと思います。現代の社会に失われがちな、「忍耐力」「根性」そして、「あいさつ」と実社会に出てから活躍するための土壌が空手道にはいっぱいです。自然に身についてしまうのです。自分の今の人格はこの空手道部で形成され、それは掛替えのない財産になっている事に感謝しています。仕事でも、何度も失敗しても、成功するまで諦めず、やり続ける事、すなわち「勝つまでやり続ける事」。これが自分の信条です。私は糸島で生まれ育ちそして現在もこの地に深く根をおろし生活しています。大学時代は廃線となった筑肥線に乗車、西新駅で下車し紅葉八幡宮沿いの道路を四季を感じながら通学していました。学生時代は消極的な方でサークルにも入らず、同じクラスの友だちといつも行動し、できるだけ目立つことは避けていたような学生でした。特に八木教授の授業では指名されないようにドキドキして陰に隠れるようにしていたのを鮮明に覚えています。今思うと本当に恵まれた英語学習環境の中でスキルアップする機会は沢山あったのにもったいない事をしたと思っています。卒業後、英語教師としての道を選んでからその気持ちは一層強まり何度となく後悔しました。そんな消極的で目立つのが苦手だった私ですが、職業柄か性格もかなり変わってきたようです。現在、中・高・大合同の「糸島西南会」のお世話をさせて頂いております。最初は誘われて渋々参加、周囲は怱々たるメンバーの先輩方ばかりでその存在感に圧倒されていました。しかし年々その輪・和の居心地の良さから幹事となり気が付くと十数年が過ぎました。毎年十一月に開催される「糸島西南会」はアトラクションあり、円陣を組んでの校歌斉唱ありで大変盛り上がります。西南と糸島の良さが融合して、その和気あいあいとした雰囲気は格別なものがあります。ただ一つの悩みは女性の参加が少ないことです。今後は参加者にもっと楽しんで頂き、和やかで温かいこの輪が広がっていけるよう役員の方と協力していきたいと思っています。思いは叶う関西に嫁いで初めて知った西南学院大学同窓会関西支部。青春時代を過ごした大学生活を振り返る機会を頂いた同窓会への参加。そして、ご縁を頂いた理事としての活動。毎年年頭の活動計画に必ず候補に上がる母校の先輩であるチューリップの財津和夫さん。一昨年十月大阪のホテルラウンジで財津和夫さんに出会い、理事全員の思いが私の背中を押し、勇気を持ってお声かけさせて頂いたところから始まった夢の実現へのストーリー。定例総会での講演会のゲストとして、財津和夫さんをお呼びすることが出来ました。思いは叶う。結婚して三十年。独身時代は念願の旅行社に勤め、添乗員として活躍。現在は、コミュニケーションスキルをベースにした仕事をしながら、オーナーとして日々充実した毎日。子どもには、思いは叶う。夢を大切にと言い続けた今、思い出に残る貴重な体験をさせて頂いた西南学院大学ならびに関西支部の皆さまに感謝で一杯です。いくつになっても、夢は実現することを忘れずに、日々精進していきたいと思います。二〇一六年創立一〇〇周年を迎えられるにあたり、母校西南学院の益々のご発展を心よりお祈り致します。丸山利男(74期.商経卒)吉澤浩樹(84期.法法卒)久保友季(78期.文英卒)田渕(江渕)公子(80期.経経卒)